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今夜の番組チェック


「一人じゃ、、すもも、かわいそうだ、、、オ・イ・ラかえんなきゃ、、家族、、いないんだ、すもも、、、」
「人は彼の中に自分の姿を見出すであろう」
「何をすべきか,あなたは知っている」
「おまぁの名前はすももだ」  

  すもも  集英社

 天沼俊著。85年初版。ジャンプスーパーコミックス

 NEVIが1年ほど前にちまたでウワサのTO-HEARTをやりました。世間一般さまに比べたら遅いんですが。最初は知り合い宅でPS版をやりました。まぁ、途中で「なんでシンディがおとせないんじゃ〜」,「ここまできてなにもなしで終わるのか,ひろゆき!根性出せ,プレイステーション!」「おれは全国のひろゆきちゃんを恨む!」「これって昔の電脳学園みたいにはがき出したら裏ディスクあるんでしょ〜〜〜!」「パソコン版はHが邪魔,でPS版はHがないのは納得できない」など叫びまくりましたが、、、、それはさておき。

   さてはて、世間さまを騒がせたマルチ〜ですがこれを見たときおもいました。「これってミソッカスandお掃除小僧じゃん」と。

 ミソッカスてのはぁ、小学館 椎名高志「椎名百貨店」の短編に出てくるお手伝いロボット。性能はまるっきりかすなのにその男性心をくすぐる媚びで売れまくり、保証期間がきれると故障すると言う恐ろしいロボット。
  他方、お掃除小僧ってのが今回説明する「すもも」で出てきたロボットです。<はい、これまでが前置きね。長くてご免ね。

   この「すもも」という作品、1985年の作品、もう15年前です。作者は天沼俊。現在もヤングジャンプかスーパージャンプで描いていたと思います。  この人の絵がまた現在見ても独特。たぶん憶測推測ですが江口寿史氏のもとで学んだと思わせる絵。すごいシンプルな絵を描かれます。

 お話は母親が働きまくりで一人暮し状態の少女すももが一人暮しに耐えられず家庭用お手伝い機械「おそうじ小僧」を購入。これがまた欠陥っぽくてHないたづらを企むわ(時代だなぁ、、、)まじめに働かないわ、というギャグ漫画だと思います。  全10話でそのうち8話までがどたばたコメディ。9話から最終回なんですが一気に話が変わります。

 あらすじは「すもものおそうじ小僧が欠陥商品であることにきづいたメーカー側が強制回収に乗り出しスクラップをもくろむ。すももは急いでそれを取りに行くが、、、」というお話で。結末はさすがに伏せます。

 アシモフ先生の考えたロボット三原則、「人を傷つけない」「1項目に反しない限り人の命令を遵守する」「前述2項目に反しない範囲で自己防衛」この3つは今現在も有名です。(考えたのは本当は編集者という話しもきいたような)
   終盤、おそうじ小僧は自分がいなくなることですももが寂しがる,傷つくと考え、廃棄処分になることに抵抗します。ロボットが心の機微を理解して自分がいなくなることで使用者が傷つく、だから、懸命に反抗する。原則の三つめじゃなくて一つ目のために、おそうじ小僧は反抗する。

 ロボットが心をもつか、ということを表現した秀逸な作品だと今でもおもっています。そりゃ鉄腕アトムでもやってましたけど、あれは別格。

 スクラップになることで記憶がなくなるを恐れ、自分がいなくなることですももが悲しがることを恐れたおそうじ小僧。とても優しい作品だったと思います。<でも打ちきられたんだろうなぁ、、

 おそうじ小僧ができるのが2001年。アトムができるのが2003年。で、結局一般大衆が帰るレベルでできたのは犬型ロボットだけか。。。

 この本,ジャンプスーパーコミックスで出ています。普通の週間少年ジャンプのコミックスと同じサイズです。ですが、あまり知られてせんが「すもも」は大判サイズでも出ていました。しかも新書版では未収録の話が一本。新書版は根性出せば探せます。大判は意識して探さないと目に入りません。でもまぁ、やっぱり集英社系列は刷り部数は多いほうなので探しやすいです。

これが問題の大判の「すもも」カラーページが三ページあったり、年表がついていたり、新書では未収録があったりともりだくさん。

 こちらもまた機会があれば出展します。ブツはあるんですよ、ちゃんと。だすのがめんどいだけ。。。ぐは