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「花火、、、地球でもっとも素晴らしい火薬の使い方なのです」
「仲間裏切って最低なって、人ころして,、、最低のしたってなんて言うんや!」
「ここであんたを殺したら最低の下のまた下や!そこまでおちてたまるかー!」
「愛なんて政治の前にはくだらんたわごとだ」「戦争はそれ以上につまらないことです」
「シビップ先生の歌はあたりまえすぎていつも忘れとること、思い出させてくれるんや」

 角川書店ANIMEBUNKO宇宙船サジタリウス

 昔昔のおはなし。宇宙船サジタリウスというアニメ作品がありました。もう半ば伝説と化している作品です。内容はスペースオペラになるのかな。「中小企業宇宙便利舎のパイロット、トッピーとラナを中心に繰り広げられる、、、ヒューマンドラマ?」  主人公は別にヒーローでもない。しがない中年サラリーマンといって差し支えないくらい。OPの「スターダストボーイズ」がそれを端的に示している。「スーパーマンでも主役でもない。子供の夢にもでてこない」そう、彼らはどこにでもいる。(外見はどこにでもいるような外見じゃないがそれは世界観の問題) なんでもないサラリーマンをあつかったようなアニメでした。

 しかし、この作品はマニア層にはヒットした。なぜなら内容が練りこまれていたからです。家族愛,日常のなにげないことでも尊く大切だということ。友情。打算抜きで人を思いやる心。そういうことを臭さ抜きで伝えた作品、それがサジタリウス。

 さて、この作品、ひっじょ〜〜〜〜に関連商品が少ない。そりゃそうだ。銃がでるわけでも魔法のステッキがでるわけでもないのでおもちゃ会社がなにもできない。さらにアニメってのは今と違って(あぁ、むちゃ皮肉っぽいセリフ)売上は純粋に子供だけにかかっていた。マニア層にカードを売る事で儲けるなんてことが思いもつかない時代。そんな中で貴重な品が以前出展したこの「サジタリウス アニメフィルムブック」全3巻です。

 

 また話がそれますが、、、近年エヴァンゲリオンフィルムブックという品がありました。フィルムブックといやぁ単純にフィルムを漫画とおなじ形式で並べて噴出しをつけるだけの単純なもの、という常識を覆す形式。画面を損なわないようにセリフはすべて画面外に配置、レイアウトにもこり読みやすくインパクトのあるもの、設定資料や裏話をのせる。実に画期的かつ見ていて楽しいものでした。

 ですが、この形式はもう10年以上前にありました。それがサジタリウスフィルムブックです。「EVAフィルムブックと同じ人が作ったんですか?」と言いたくなるくらいコンセプトが一緒。これを最初見たとき「なんでこんな昔にここまでの本ができたんだ!」と震えたものです。
 これだけのフィルムブックがありながらこれを手本とし他社は同じ形式のフィルムブックは作らなかったようです。原因はいろいろ考えられます。(あくまで憶測だよ)費用の面や、サジタリウスと言うマイナーな作品のため目に付かなかった、当時は所詮アニメは子供のものでありまじめに取り上げられなかった、全編フルカラーでコストが馬鹿高 などなど。つくづく不遇の作品であったと思います。本も,アニメ本編も。

 

 サジタリウスは多くの人に切望されながらもLD化されず、ほそぼそとレンタルビデオ店にわずかにビデオが残るだけ,ごくたまに再放送されるだけでした。ですが最近ファンの方々のDVD化署名運動によりようやくDVD化になるという非公式の発表があったそうです。  この作品を見たことがなく、DVDですぐに見ることが出来る人は幸運だなと思います。   私など幼い頃に一度見ただけでその後まったく見ることができなく十数年まちました。でも思いでは色あせることなく、フィルムブックを読んだだけで涙ぐんでしまう。それくらい偉大な作品だったと思います。

 ってことは来年までにあたしゃPS2なりDVDROMなりを買うってことか、、、はぁ。

 サジタリウスについてはこんなあいまいな情報じゃいやだ、というかたはこちらのページをどうぞ。